エスパー魔美 119話(最終回)動き出した時間
冒頭から砂時計とかを出したりして「時間」というものを意識させている今作品。
まるで止まっていた時間が動き出したみたいっていう魔美のセリフは良かったな〜
藤子作品は基本的に年を取らず、半永久的にその世界観を続けさせれるわけです。ですから、明確な最終回を描くとしたら無理やりその世界観を壊し、時間を動かすしか方法がないですからね。
そういう意味では非常にメタフィクショナル的だなあと思いました。
・物語のキーとなる「顔の大きさ」。そういえばチンプイ1巻のP83にも顔の大きなお父さんの絵がありました。たんなる偶然なのかな。
・「(高畑さんの顔を描くには)地球を一回りしても足りないかな」こんなドキっとするセリフを簡単に言える魔美はやっぱり魅力的!!
・高畑さんの語りカッコイイ!!三枚目なのに頼りになる高畑さん。やっぱりギャップのある男はもてる・・か?
・結局パパの見送りに間に合わなかった魔美。別れのシーンを描かなかったことで、さっぱりとした印象になった。こういう終わりかたは魔美らしいなあって思いました。
実にいい最終回でした。
テレ朝チャンネルに加入した時期の関係で、前半の話はほとんど見ていません。原作つきの話がどういう風にアレンジされているのか興味深いです。
俺の魔美はまだ終わらない!!!(笑)