大晦日SP感想 (改訂あり)

 今回のSPは4作品中、なんと2作品が再放送。まあ再放送やるのは別にかまわないですけど・・・個人的にはオリジナルの長編一本流す間に短編作品を何本もやってもらえたほうがうれしいです。
 OP
 今回のOPは「ドラえもんアニバーサリー25」のOPでした。(コメント欄でみつおさんに教えていただきました。みつおさん、ありがとうございました。)
 大人になったら忘れちゃうのかな(雲の王国の直後)のところでは魔美、高畑さん、コンポコ、F先生。
 銀河超特急の直後、のび太のふしぎ風使いのところでは歴代のドラ映画に出てきた乗り物達(パピくんが乗ってきたロケットなど)とともにろぼぼけっと、パーマン達、ウメ星デンカチンプイ、エリ様、ワンダユウさんがいましたね。
 
 どら焼き伝説を追え!
 弁慶がドラ焼きの起源だって説、本当にあるんですね〜。ソースはwikipediaですが(笑)



 45年後…〜未来のぼくがやって来た〜
 45年後ののび太と入れ替わった現代ののび太が町を散策するシーンが新たに入れられましたね。
 大人になってみたい子供という側面からも物語を描きたかったのだろうなあと感じました。
 正直、最初はこんなに物語を広げて大丈夫かと少し不安になりましたが、最後はうまくまとめてきたなあと思いました。
 
 今回、45年後ののび太の両親はもうすでに他界してしまったように見受けられる描写がいくつかありましたね。
 原作では、ママに叱られるシーンで「若いなあ・・・」とつぶやいていただけでした。若いなあと言えるということは、まだ生きているということかなと私自身で勝手に思い込んでいるのですが(笑)
 また、F先生はF先生自身をのび太に投影していたということをよく語っていました。F先生のお母さんはF先生が亡くなるまでずっと生きていたので、45年後ののび太のママはまだ生きているというつもりで描いていたのかもしれません。
 しかし今回のアニメは、明らかに両親ともに他界してしまっているような描写でした。
 この描写が何を意図しているのかは分かりません。今回の脚本の渡辺監督の両親がすでに亡くなられているからか、あるいは視聴者の子供たちに両親の大切さを教えたかったのか、はたまた、一緒に見てる親御さん向けの演出だったのか・・・
 1月8日に放映されるドラえもんは「長い長いお正月」。単行本23巻に収録されている話です。