中国のアニメを鑑賞した

 大学で「映画と人間」という講義を受けている。
 もっぱら中国の映画を見るのだが、最初は中国のアニメを見ている。
 昔の中国のアニメは水墨画で描かれており個性的である。
 内容はカエルの親子の話でいかにも絵本に出てきそうな話であった。
 その後に欧米や日本のアニメが流入するようになり、その影響を顕著に受けるようになっていった。
 そのため個性がなくなりディズニー映画の劣化版のような作品が増えていった。ストーリーに脈絡がないし少し無理があると言わざるを得ないようなものであった。
 その中で、明らかにドラえもんの影響を受けているものがあったため書かせていただく。
 主人公は幼稚園に入る前くらいの男の子。
 オムツの中からまるでドラえもんのポケットから道具を出すかのように物をだしていく。
 さらに3の口やママが怒るときによく使われる演出なども見られた。
 内容はそこまで面白いものではなかったがギャグアニメであった。
 もしわさドラの原作のストックが切れたらこんな風になってしまうのではないかと少し不安になった。
 次世代に藤子先生の名前を残すためにもわさドラには頑張ってほしいものだと思った。