まあくだらないことなんですけども

 たまたま全集のエスパー魔美、第一巻を読み返していました。
 全集は大きいサイズですので、迫力のある絵が楽しめますし、色々な発見があっていいものです。
 「未確認飛行物体!?」の、P264の一番右下のコマで、高畑さんが魔美のスカートを掴んでいたのなんて初めて発見しましたしw
 まあ、そんな感じで軽く読み返していたんです。
 そしたら誤植を発見しちゃいました。
 
 「わが友・コンポコ」P348の一番左下のコマで、たつ夫の母のセリフが「なぜうちに庭に・・・。」になってるではありませんか。
 「うちに庭に」って日本語おかしいだろ、「うちの庭に」だろ、と思いマンガくんコミックスの二巻で確かめてみたところ、やはり「うちの庭に」が正解でした。
 何かと誤植が多いF全集。月報に本の定価を間違えて掲載してしまたっり、ドラえもんの「主役はめこみ機」が「主役はめこめ機」になっていたりと、割とお粗末なところが目立ちます。
 後世に残す重要な出版物ですし(まあ重版で修正するんでしょうけれども)、安い物ではないのですから、こういったミスが出ないようにきちっとやってもらいたいですね。
 



 ここからは私が持っている落丁、乱丁本を紹介したいと思います。


 ヤフオクで落札した「ウメ星デンカ」のFFランド版です。全巻セットで非常に安い値段でしたので、ラッキーだと思い落札しましたが・・・全巻すべての目次、総扉が抜けてました(泣)
 NU43号に掲載されているしらいしろうさんの漫画「ファンガ道ライフ」に、FFランドを買うときはセル画と扉絵のズレが少ないのを選んで買っていた、と載っていましたが、これならセル画と扉絵のズレなんて気にしなくても大丈夫ですね。


 
 あとはてんコミドラえもん34巻初版の、「「ワ」の字で空をいく」
 1ページ目と2ページ目が入れ替わってしまっています。遅刻する→帰宅してコエカタマリンを見つけるという流れがまるっきり逆になっており、なんともカオスな流れになっています。
 
 愛たずねびとには、「藤子不二雄」が「藤子二不雄」になってしまってるのもあるそうですね。
 
 

 古本の誤植はこうやって割と楽しんでみることができるのですが、これが新品の本となると話が違ってきますよね。
 これからは誤植のないようにしてもらいたいものです。